りなっくすとらずぱい!

Raspberry Pi初心者に向けた各コマンドの説明、プログラムの作り方について紹介しています!

Raspberry Piのデスクトップ版の始め方 (インストール・初期設定)

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この記事ではデスクトップ版のRaspberry Piのインストール方法と初期設定についてコマンドなどともに解説していきます。

この記事でできること

  • デスクトップ版のRaspberry Piを使い始めることができる
  • 各種使いやすいように初期設定を行える

SDカードにOSをインストールする

まずはデスクトップ版のOSがインストールされたSDカードを作成します。公式版を購入したりした場合はすでに作成されたSDカードがついてきたりするのでこの作業は不要となります。

まずはデスクトップ版のOSを取得してきます。以下のリンクから取得できます。

Raspbian Buster with desktop and recommended softwareのほうが遊べそうなソフトが入っているのでこちらを選択します。赤いDownload ZIPを選択するとダウンロードが始まります。結構ファイルサイズが大ききので辛抱強く待ちましょう!

後の手順はコンソール版をインストールした時のこちらの記事を参照してください。(SDカードをフォーマットから)

起動を確認する

Raspberry Pi本体に先程のSDカードを挿入し、電源ポートのUSBを挿してて起動します。電源を入れる前に使うキーボードとマウス、HDMIケーブルも挿しておきましょう。あとから挿すと認識しなかったり画面が表示されなかったりします。

Raspberry Piのスプラッシュ画面(起動画面)が表示され、初期設定のウィンドウが立ち上がります。

各種設定

とりあえずなんとなく日本語で使うことができるようになるまで紹介しています。

初回起動時の設定

残念ながらスクリーンショットを取ることができず・・・

Set Country (言語関係の設定)

このウィンドウでは言語関係のセッティングを行います。がCountryの部分をJapanに選択するとあとの項目を自動でセットしてくれるので簡単です!

本当は言語は英語のまま保持しておいたほうがいいのですがとりあえずは日本語にしておきます。後ほど必要になったときにまた英語に戻す作業を行います。

Change Passwd (pi ユーザーのパスワードの変更)

デフォルトではpiユーザーのパスワードはraspberryとなってます。このままだとセキュリティ的に問題があるのでパスワードを任意に変更します。私個人としてはpiユーザーそのものをそのまま使い続けるのもあまり好きではないので、同等の権限を持ったユーザーを後で作成してこいつは削除します。

Select WiFi Network (WiFiの設定)

ここでWiFiの設定を行います。有線でしか使用しない場合はここは飛ばしてもOKです。

使いたいWiFiのSSID(名前)を選択してNextボタンを押します。次の画面でWiFiのパスワードを入力します。Hide Passwordのチェックボックスを外すとパスワードが見えるようになります。完了したらNextボタンで次の設定に進みます。

Check for Update (アップデートのチェック)

最後に各ソフトウェアが最新かどうかチェックすることができますが、恐ろしく時間がかかる場合があるのでこのタイミングではSkipしておくほうが無難です。下手すると1時間ぐらいかかる場合があるので、アップデートなどは寝る前や時間に余裕があるときにするほうがいいです。特にRaspberry Piは非力なので時間がかかります。。。

画面左上の>_という感じのアイコンをクリックするとターミナルが立ち上がりコマンドを実行することができるようになります。そこで以下のコマンドを実行してください。

$ sudo apt-get upate
$ sudo apt-get -y upgrade

細かな内容はおいておいて、これで各ソフトウェアの最新化を行うことができます。

IPアドレスの固定

のちのち家庭内のサーバーとして使用するためにIPアドレスが毎回変動してしまうと面倒なので固定します。

画面上部右上のWiFiのアイコン(有線の場合はコネクタのアイコン)を右クリックしてWireless ... Settingsをクリックします。

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ネットワークの設定画面が立ち上がります。Configureの部分をinterfaceに設定し、その右の部分を無線の場合はwlan0、有線の場合はeth0を選択します。

IPv4 Addressの部分に固定したいIPアドレスを指定します。Routerの部分には有線/無線LANルーターのIPアドレスを指定します。最低限これだけ指定しておけばOKで、Automatically ...の部分をチェック入れておくと自動で空の部分を設定してくれます。

DNSの2つの項目は8.8.8.8を指定しておくとWEBページアクセスの速度が向上するかもしれません。

設定が完了したらApplyOKボタンを押して完了します。

画面のサイズの変更

大きめのディスプレイに表示しているとデスクトップ画面の周りに黒帯が表示されていることがあります。画面サイズを適切に設定することでこれを消すことができます。

画面左上のRaspberry Piアイコンを選択、Preferences > Raspberry Pi Configurationを選択します。

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Resolutionsの部分を画面サイズにあっているものを選択します。今であれば1920x 1080が一般的なFullHDのモニタになっています。

最後に

とりあえずここまでで一区切りします。次の記事ではRaspberry Piの日本語化を行います。再起動した段階で大体日本語になっているかもしれませんが、もっときれいなフォントと日本語入力ができるようにするまで進めていきます。

次の記事

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参考

以下のサイトの情報を引用・参考にしました。