りなっくすとらずぱい!

Raspberry Pi初心者に向けた各コマンドの説明、プログラムの作り方について紹介しています!

Raspberry Piの購入方法・初めてにおススメのモデルについて

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こんにちは、たねやつです。

この記事はRaspberry Piをどこで買うかなどについてです。初めて購入される場合はSDカードなどの周辺機器も忘れずに購入しましょう!😎

(2019/07/05追記)
Raspberry 4に関する情報を追加しました。

どのモデルを買うべき?

2012年の一番最初のBが発売されてから今日までで9個のモデルが販売されてきました。その中でも今現在国内で容易に入手(Amazonで購入)できるのは以下のモデルとなっています。

  • Raspberry Pi 4(まだ買えない)
  • Raspberry Pi 3 Model B+
  • Raspberry Pi 3 Model A+ (技適未取得)
  • Raspberry Pi 3 Model B
  • Raspberry Pi 2
  • Raspberry Pi (無印)
  • Raspberry Pi Zero W/WH

Zero WとWHの違いは、GPIOピンヘッダが既にはんだ付けされているかどうかの違いで、Raspberry Pi本体は同じとなっています。


(2019/07/05追記)
先日Raspberry Pi 4が発表されすでに海外では販売されている状況です。日本国内では各種認証の取得などの関係で早くても2020年になってから販売開始となる見込みです。性能が大幅にアップしている部分などもあるので下記記事にまとめています。

1-2か月先に購入することができるのであればちょっと待ってこれを買うほうが賢明ですが、まだまだ先なので先に国内で手に入るものを購入して知識をつけておくほうがいいのかもしれません!続報があればこの記事とブログでまたまとめていきます。

以下、各特徴に合わせて解説です。

現状一番高性能なのは 3 Model B+

モデルの発表が最近になればなるほど性能は上がっていきます。CPUの性能もどんどん上がっていき、3以降のモデルではWi-FiとBluetoothを使用することができるようになっています。CPUについてはこれまでの32bitのCPUから64bitとなっているので今後64bitのほかのLinuxディストリビューションのOSを導入可能になるかもしれません。

ちなみに今後使うであろうRaspbianというOSはDebianRaspberry Pi用の変更を加えた公式のOSで、Rasbperry Pi 3は32bit互換となって動作します(=64bit用に作成されたパッケージやバイナリは使用できない)

A+は最も最新のモデルとなっていますが、性能はB+と同じとなっています。Raspberry PiにはB系の基板とA系の基板がありAのほうがより小さく正方形に近い形となっています。

A+ではメモリの容量が512MBとB+の半分となっていたり、USBコネクタが1つしかなかったり、値段もB+と日本国内ではそこまで差はないので私であればB+を購入します😎 ちょっと小さいといってもB+でも十分小さいですからね!

旧モデルと比べて性能が高いと、値段も高くなると思われがちですが、基本的にはRaspberry Piは販売価格が同じなので、性能が上がっても旧モデルとほとんど同じ値段で購入できるのがありがたいですね😉

一番小さいのはZero W/WH

Zero系は圧倒的に基板サイズが小さくフリスクのケースにぴったり収まってしまうほどの小ささです!

CPU性能もメモリ搭載量もB+の半分程度となっています。使ってみると確かにapt-get updateとかのコマンドがちょっと遅いかなあ…程度には感じますが、処理の軽いバッチ処理などではそこまで遅延を感じることはありません。

注意点は各コネクタが小型化している点と、Wi-Fiでのみインターネットに接続できる(=有線接続できない)点です。USBはマイクロUSB Type B(一昔前のAndroid端末で使用している台形のコネクタ)で、HDMI端子もminiとなっています。

micro USB Type Bは結構いろいろな製品に使用されている(PS4のコントローラ、Google Homeなど)ので家の中を探せば一本ぐらいはどの家庭にもあるかと思いますが、HDMI miniケーブルはなかなかないと思うので一緒に買うのを忘れないようにしてください!

買い忘れてしまうと初期設定ができずに、有線接続もできないので別のPCからRasbperry Piにアクセスできなくなります。。。

一番安いのはZero (おススメしない…)

タイトルの通りですが、Wi-Fiが使えない時点で結構面倒になってしまうのであまりお勧めできません。。。(笑)

一番安いといってもZero W/WHとは1000円程度の差しかないのでおとなしくW/WHを購入したほうがあとあと幸せになれるかと思います🤔

一番おススメなのは 3 Model B+

オールマイティな性能で基板の形も一番よくみるRaspberry Piの形になっているので、初めて購入される方はRasbperry Pi 3 Model B+をおススメいたします。

2台目以降で購入する場合にはZero WHを選択肢に入れてもいいかと思います!

ネットで買う

一番簡単かつ迅速に購入する方法はやっぱりAmazonでしょう!最新モデルから小型のZeroシリーズも販売しています。

別の手段としてSwitch Scienceから購入するほうが安価になる場合があります。

Zero系に関しては1人につき1個までという制限がありますがかなり安く購入することができます。

リアルで買う

実店舗で購入する場合には日本橋(大阪)や秋葉原などの電気街で購入するほうが安く買うことができます。ヨドバシカメラなども見てみましたがAmazonで買うほうが安かったです…(笑)

GPIO周りを触るようになってくるとモジュールやボタンを購入するためにこういった電気街に繰り出す機会が多くなってくると思います。結構2-3店舗を比較してみてもRasbperry Piの価格が違ったりして面白いです😊

周辺機器を買う

必需品

動かすためには最低限以下のものが必要です。

Amazonベーシック HDMIケーブル 0.9m (タイプAオス - タイプAオス) ハイスピード

Amazonベーシック HDMIケーブル 0.9m (タイプAオス - タイプAオス) ハイスピード

プラグとUSBケーブルは家の中を探せば古いスマホ用のが残っていたりするのでそれを利用すると節約できます。

SDカードやHDMIケーブルも実は余っていたりするかも。。。?(笑)

どれも家の中になかったりする場合はスターターパック的なモノを購入したほうが安いかもしれないです。

オプション

ケースなども多数販売されています。個人的にはケースもヒートシンクも不要と思います🤔

今後GPIOを使用した電子工作を進めていくのであればブレッドボードや各配線とモジュールを合わせて購入しておくと手っ取り早く取り掛かることができます。

AmazonでArduino互換と商品にあるものはRasbperry Piでも使用できます。ArduinoというのもRasbperry Piと同じようにプログラムを書き込むことで電子部品を制御できるマイコンです。

最後に

これでRasbperry Piを動かすのに必要な一式が大体そろったかと思います。家に転がっているケーブルなんかをそのまま使えるのであればお財布にやさしいので皆さん必死に探しましょう!(笑)

次回からは手元に届いてから起動して、各種設定について解説していきます!

それではまた👏

次の記事

SDカードが手元にある場合には次の記事に進んでください。そうでない場合には気長に到着を待ちましょう!🤔