こんにちは、たねやつです。
久々の更新ですが、またいろいろとやりたいことが出来たので更新していきます。
今回はRaspberry Pi ImagerでOSを書き込む際にWi-Fi設定をしたにもかかわらず、初回起動時に全く繋がらない…という問題に遭遇した話です。
結論から言うと、デスクトップ環境を起動してGUIからWi-Fiを設定し直すことで解決しました。 この記事では、同様の問題に遭遇した方向けに、原因の調査と具体的な回避策を備忘録として残しておきます。
この記事でわかること
Raspberry Pi ImagerのWi-Fi設定で発生しうる問題を理解できる。- 同様の問題に遭遇した際のトラブルシューティングのヒントを得られる。
- 代替となるWi-Fi設定方法を知ることができる。
必要なもの
- Raspberry Pi 5
- Raspberry Pi Imager (v1.8.5以降で問題を確認)
今回、別の用途でRaspberry Pi 5を新調しました!表面実装の部品が増えていたり電源回りがかなり厄介なことになってたりしますが、新しいものというのはいいですね。
手順
Raspberry Pi ImagerでOSを書き込む
まずは公式サイトからRaspberry Pi Imagerをダウンロードし、Raspberry Pi OS (64-bit)を選択。
OSのカスタマイズ設定で、ホスト名やSSH公開鍵の設定と合わせて、Wi-Fiの設定(SSIDとパスワード)を行いました。
しかし、書き込み後にRaspberry Piを起動しても、Wi-Fiに接続される気配がありません。。。
事象:Wi-Fiが繋がらない
- Raspberry PiがルーターのDHCPクライアント一覧に表示されない。
- 当然SSHも繋がらない。
- モニターに繋いでみると、ネットワーク関連のエラーが出ているわけではなく、ログインできるので、単純にルーターに接続できていない状態。
設定は間違っていないはずなのに、なぜ…
Issuesを探す
こういう時は、同じ問題で困っている人がいないか探すのが定石です。
Raspberry Pi ImagerのGitHubリポジトリでIssueを検索してみると、案の定、同様の報告がいくつか見つかりました。
初回起動コマンドに問題あり?
これらのIssueを読み解くと、原因は一つではないようですが、主に以下の点が挙げられていました。
- OSの仕様変更:
Raspberry Pi OS "Bookworm"から、ネットワーク管理が従来の/etc/wpa_supplicant/wpa_supplicant.confを使う方法からNetworkManagerに移行したことによる影響。 - Imagerのバグ: Imagerが生成する初回起動用のスクリプト(
firstrun.sh)に、改行コードが余分に含まれるなどの構文エラーがあり、Wi-Fi設定が正しく実行されないことがある。 - 特殊文字: SSIDやパスワードに特定の特殊文字が含まれていると、設定が失敗するケースがある。
どうやら、Imagerが良かれと思ってやってくれているOSカスタマイズ機能が、OS側の変更に追いついていなかったり、バグを踏んだりすることがあるようです。
回避策
Issueで提案されていた回避策はいくつかありました。
- 有線LANで起動する: 最も確実な方法です。一度有線で起動し、その後に
raspi-configやデスクトップ環境からWi-Fiを設定します。 - デスクトップ環境から設定する: 今回私が採用した方法です。モニターとマウス・キーボードを接続してデスクトップを起動し、画面右上のネットワークアイコンからWi-Fiに接続しました。一度接続すれば、設定は保存されます。
最後に
Raspberry Pi Imagerは非常に便利なツールですが、OSのアップデートなどとの兼ね合いで、時としてこのような予期せぬ問題が起こることがあるようです。
「設定したはずなのに動かない!」という時は、まず有線で接続してみるか、直接GUI/CUIで設定し直すのが解決への近道かもしれません。
根本的な解決ではありませんが、同じ轍を踏む人が少しでも減れば幸いです。

