この記事ではデスクトップ版Raspberry Piのウィンドウのテーマを変更する方法などについて解説しています。
この記事でできること
- ウィンドウの配色やフォントを変更する
手順
Look and Feel (ルックアンドフィール)設定を有効化
ウィンドウのテーマなどの見た目に関する設定をより細かに行うにはルックアンドフィール設定
から設定をいじる必要があります。以下の記事でその設定を有効にする方法について書いているので参考にしてください。
ウィジェットの設定
このタブではウィンドウやアプリの全面的なテーマを設定することができます。
デフォルトではPiXflat
が選択されていますが、他のテーマを選択することでよりリッチなデザインになったりWindows98のような昔風のデザインに変更することができます。
Adwaita-dark
が最初からインストールされているのですが、これを選択することでダークモードのようにすることができます。近頃はMacにもWindowsにも搭載され始めて徐々に市民権を得てきていると思います!
ちょっとした小技なのですが、Adwaita-dark
を選択して、色
タブに切り替えてカラースキームを使用する
にチェック、再度PiXflat
を選択すると、黒系のカラースキームを保持したまま今までのフラットなデザインを使用することができます。これがかなりスタイリッシュでカッコいいので使っています。
このブログを通じてRaspiの日本語化を行っている場合はフォントはNoto Sans
を入れているはずなので、デフォルトのフォント
の部分にはNoto Sans CJK JP
を指定しておくと全体的な一体感が出てよりかっこよくなります。
設定が一通り済んだら適用
を押して変更を確定します。
ウィンドウ境界の設定
もう一つウィンドウのテーマを変更できる箇所がウィンドウ境界
のタブです。ウィンドウ上部のアプリ名や最大化・終了ボタンが乗っかっている帯の部分のスタイルを変更することができます。
デフォルトの設定はこちらもPiXflat
となっています。いろいろ確認してみて好きなのを選びましょう。
タイトルバー
タブ、その他
タブにフォントを指定する部分があるのでこちらもNoto Sans CJK JP
を指定しておきましょう。
すべて設定が完了したら適用
をクリックして変更を確定します。一応再起動しておきましょう。
再起動後にスタイルに問題ないことが確認できたら完了です!