この記事ではpinout
コマンドの基本的な使い方と例、オプションなどについて解説しています。
コマンド
pinout
コマンドを実行することで、Raspberry Piの各ピンの番号などをコマンドライン上に表示することができます。
Raspberry Pi本体のシルクにはピンの番号やGNDといった印字が一切ありません。毎回電子工作するたびにウェブサイトなどを参照するのも面倒ですよね🤣
インストール
apt-get
コマンドからインストールすることができます。以下のコマンドを実行してインストールします。
$ sudo apt-get update $ sudo apt-get install python3-gpiozero
インストールするパッケージ名はpython3-gpiozero
となっていますが、一緒にpinout
コマンドもインストールされます。
またpip
でもインストールすることができます。
$ sudo pip install gpiozero
以上で完了です。
実行
単純にpinout
と実行するだけでOKです。
$ pinout .-------------------------. | oooooooooooooooooooo J8 | | 1ooooooooooooooooooo |c ---+ +---+ PiZero W|s sd| |SoC| V1.1 |i ---+|hdmi| +---+ usb pwr | `---| |--------| |-| |-' Revision : 9000c1 SoC : BCM2835 RAM : 512Mb Storage : MicroSD USB ports : 1 (excluding power) Ethernet ports : 0 Wi-fi : True Bluetooth : True Camera ports (CSI) : 1 Display ports (DSI): 0 J8: 3V3 (1) (2) 5V GPIO2 (3) (4) 5V GPIO3 (5) (6) GND GPIO4 (7) (8) GPIO14 GND (9) (10) GPIO15 GPIO17 (11) (12) GPIO18 GPIO27 (13) (14) GND GPIO22 (15) (16) GPIO23 3V3 (17) (18) GPIO24 GPIO10 (19) (20) GND GPIO9 (21) (22) GPIO25 GPIO11 (23) (24) GPIO8 GND (25) (26) GPIO7 GPIO0 (27) (28) GPIO1 GPIO5 (29) (30) GND GPIO6 (31) (32) GPIO12 GPIO13 (33) (34) GND GPIO19 (35) (36) GPIO16 GPIO26 (37) (38) GPIO20 GND (39) (40) GPIO21 For further information, please refer to https://pinout.xyz/
このブログの埋め込みでは色は付きませんが、実際にはわかりやすく色づけされて表示されるので、かなり見やすいです!先頭のRaspberry PiのAAみたいな感じのものも、実行するモデルによって変わります。
先頭のAAのピンの部分で左下に1
と表示されています。そこが先頭の1
番ピンとなっています。
ついでに少しだけマシンの情報も表示されています(CPUやメモリの容量など)。
オプションも少しだけ存在していますが、表示内容の色を制御する程度のものであまり重要ではありません。
参考
以下のサイトの情報を引用・参考にしました。