りなっくすとらずぱい!

Raspberry Pi初心者に向けた各コマンドの説明、プログラムの作り方について紹介しています!

すでにRaspberry Piを持っている人がRasPi4に必要な周辺機器について

この記事ではすでにRaspberry Piを持っている方で、新しくRaspberry Pi 4を購入して稼働させようとしている人がどの周辺機器を追加で購入する必要があるのかについて解説しています。

もちろん新しくRaspberry Pi 4を購入される方もこのガイドに沿って周辺機器をそろえていってもOKです。

Raspberry Pi 3からの変更点

以下の記事で全体的な変更点・改善点をまとめています。

新たに購入しなければならない周辺機器にかかわる変更点は以下となっています。

項目 Raspi4 Raspi3
HDMI端子 2個(Micro-HDMI/Type D) 4K出力可 1個(タイプA)
電源 5V/3A type-C 5V/2.5A micro-B

HDMI端子がmicro-HDMI形式となり、電源用のUSBポートがUSB Type-Cへと変更となっています。

周辺機器

SDカード

今すでに持っているRaspberry Piを新たに購入するRaspi4で置き換える場合には、もともとのRaspberry Piに刺さっていたSDカードをそのまま挿して、apt-get update && apt-get upgradeapt-get dist-upgradeを行うことで最新のDebian(Raspbian)で使用することができますので新たに購入する必要はありません。

以下32GBのSDカードです。

Raspberry Pi 4を購入する際にはOSインストール済みのSDカードがセットとなっているようなパッケージを販売している所もありますので、よくわからない・OSのインストールに自信がないという方はそちらをまずは購入してみてもいいかもしれません!

OSのインストール手順などについては以下の記事が参考となると思います。

Micro-HDMIケーブル

Micro-HDMIマイクロHDMIHDMI-Microなど表記が結構いっぱいありますが「マイクロ」と名前が入っているものを購入します。

似た端子でMini-HDMIミニHDMIというものもありまが、今回のRaspberry Pi 4には使用することはできませんのでご注意ください。

デュアルディスプレイで表示使用としている場合には当然2本必要となってきます。

HDMIケーブルが家に余分にあったり、MicroHDMI端子のケーブルなんて買いたくないという場合には、変換端子を購入するのがベストですね!個人的にもこちらをお勧めします。

意外と100円ショップにHDMI to Micro-HDMI端子のの変換が売っていたりするので一度近所の100円ショップをまず探してみたほうが経済的です!ダイソーでは売っていることを確認しました👍

USBケーブル(電源用)

Raspberry Pi 4では電源の3.0Aの電流(5V/3A)が必要となってくるので今Raspberry Piに使用している電源やUSBケーブルでは十分でない可能性があります。

公式には2.5Aの電源が最低限必要と書かれているので3Aでなくても動くには動くと思いますが、電圧不足(⚡マーク)がデスクトップ版だと常に表示されるかもしれません。

公式で販売されているものもあるのですが、コンセントが日本仕様でなかったりケーブル一体型などで使いにくそうなので、Ankerでそろえてみました。

海外ですでに販売されているRaspberry Pi 4には電源に設計上の不具合があり、電源やケーブルの種類によっては電源が入らない可能性があったそうですが、国内版のRaspi4では解消されているようです。が未検証です。。。

現在RSコンポーネンツから購入できるものはその不具合は対応済みのようです。